チャリティーウォークへの想い。
はじまりのおはなし。
【2018年2月、初回チャリティーウォークに向けての犬丸FB記事より】
「チャリティウォークをやってみたい!」
斉郷さんに言われて初めて知ったチャリティの一つの方法。
あれから二か月が経ち、計画を進めるほどに、チャリティウォークが持っている可能性をたくさん感じるようになりました。
まずひとつ。
今里親募集中の保護犬も、元保護犬の犬も、ペットショップ出身の犬も、ブリーダー出身の犬も、みんなおんなじ。
ただの「犬」。
まっすぐに今を生きる愛おしい存在。
人間が人間目線のレッテルで区別してるけど、犬たちはそんなことお構いなし。自分を生きています。
それなのに、最近ちょっと変だなぁと思う保護犬至上主義の風潮や、ペットショップやブリーダー出身であることに変な罪悪感を感じている飼い主さんが多いという事実。
いろんな生い立ちの犬たちのそれぞれの個性やみんなのやり取りを見ることで、そしてそれぞれの方法で啓発活動を重ねてきた私たちがすこしお話させていただくことで、何か感じていただけるのではないかと思います。
そしてふたつめ。
今でも根強くある、保護犬は性格がキツかったりトラウマがあって飼いにくい、汚い等々の誤解。
保護犬にもいろんなタイプがいて、そういう子がまったくゼロだとは言わないけれど、ほとんどの子がとても美しく、謙虚で、個性的でとてもいい犬だということ。
でも生い立ちはいろいろで、保護犬を迎えるのであれば、ライフスタイルにあった保護犬を迎えることがとても大事だということ。
今回叶うかどうかはまだ今打診中なのでわからないのですが、現在里親さん募集中の保護犬たちも一緒に歩いてもらって、
また保護犬卒業生たちにも参加してもらって、直に犬たちをご覧いただき、里親さんになった方にお話を伺ったり、里親さん同士が意見交換したり。
そういう実際に見て感じること、話すことで、いろんな気持ちがほどけていくのではないかと思うのです。
そしてみっつめ。
いつも身を粉にして頑張ってらっしゃる動物保護団体さんに、たまには犬たちとただ歩いて、みんなで笑って、犬の話をしたりして。
ただただ楽しい数時間を過ごしてもらえたらうれしいな。
そして里親募集中の犬たちも、いろんな匂いを嗅いで、いろんな犬や人間と共に動いて感じることで、きっといい気持になる。
そう思うのです。
歩いてて、この子いいかも!って思う方がいらしたら最高だし(^^)
そしてよっつめ。
参加せずともたまたま通りかかった方々が、保護犬のことについて感じてくれて、あ、いい子たちだね~と思ってくださったり。
保護犬の存在を知ってくださるきっかけになるだけでも、万々歳だと思うのです。
日本ではまだほとんど知られてないチャリティウォーク。とても素晴らしい可能性を秘めていると思います。
今回は初回。みなさんに楽しんでいただけ、ためになるように。
これからいろんな場所で定期開催できるように。
目的はとっても真面目なのですが、やるからにはめいっぱい楽しんでいきまーす!
犬たちを笑顔にするのは人の笑顔です(^^)
笑っていきましょう!
過去開催したチャリティウォークの様子は、ブログの報告記事でご覧くださいませ。